足の症状で範囲が広い場合は、腰の問題が考えられます。腰の筋肉に負荷がかかり背骨の整列を乱し（ゆがみ）神経症状を起こしている可能性があります。運動を避け、早めに専門にみてもらうことをおすすめです。症状を長引かせると悪化させて治りが遅くなります。

足は体のバランスにとって非常に重要です。それゆえにどんな症状もつきつめれば足にたどりつくこともしばしばあります。足の症状の多くは足裏の体重のかかり方に片寄があるために起こります。タコや魚の目などはそれが原因です。外反母趾や浮指も足に痛みを引き起こすだけでなく膝や腰に負担をかけます。足を骨折したり、捻挫したり、ケガをした後は関節が動きずらくなったり、筋肉や筋膜や皮膚が癒着したりしやすくなるので特に注意が必要です。季節によって履物が変わることも足に様々な影響を与えることも知っておきましょう。

足に症状を引きおこす原因に歩き方があります。歩き方は個々で特徴が非常に多くあります。誰に教わることなくいつの間にか歩けるようになっているから、誰も正しい歩き方というものを習いません。それゆえにオリジナリティーだらけの歩き方が体の様々な問題を引き起こします。自分の靴の裏を意識して見るかたは少ないのではないでしょうか。靴に歩く方は現れます。内股、ガニ股などのようなわかりやすいものだけでなく音や歩幅や左右の揺れなど個人で違いがあります。足に不調が現れたら靴底や中敷き、指パットなどだけに意識を向けて一時しのぎをするだけでなく「歩き方」を観察してみましょう。